通信業界はどこもブラックなのか?営業事務を11年間働いて辞めた背景とは
通信業界(特に代理店)はブラック企業が非常に多いです。入社してからブラック企業だと気づいても「転職したいけど自信がない」「このまま、この仕事続けていていいのかな」と悩んでいる方もおられると思います。私も通信業界の営業事務として働いている間はたくさん悩みました。

 

しかし11年間働いて得られたスキルや経験もたくさんありました。今はその経験を生かし楽しく働くことができています。人生は一度きりなので、悩むよりも楽しみたいですよね。転職を迷っている方や、悩みを抱えている方の心を軽くするお手伝いができればと思い、私の経験談をご紹介させていただきます。

 

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なぜ、通信業界がブラックだと感じるのか?

なぜ、通信業界がブラックだと感じるのか?

求人誌の内容は嘘ばかり

通信業界の求人を見ると、いいことばかりが書かれています。特に営業職に関しては良く思われるようにごまかして書いていることがほとんどです。

 

一番ひどいのは給料に関してです。

 

求人誌に掲載されている金額を毎月もらっている営業社員はごく一部です。ほかの職種と比較すると割りと高めの金額になっています。さらに学歴不問、未経験可としている会社がほとんどなので、学歴や経験がない方にとってはとても魅力的な会社に見えます。

 

ですが実際は、厳しいノルマを達成しないと求人誌に掲載されているお給料にはなりません。さらに体調不良であったとしても、休んだらペナルティとしてお給料を減らされるなどの罰則もあり、パートと同じくらいのお給料しかもらえていない営業社員も多いです。

 

他にもアットホームな社風と書いてあるのに、パワハラやいじめがあったりもします。信じられないかもしれませんが、私の実体験の話です。

営業社員の残業は手当てなし

営業社員は毎日残業です。定時で帰れる日はありません。営業で県外へ行って、現地を出発するのが早くても定時時刻の18時、遅いと20時を過ぎます。それから事務所へ戻ってきて契約書類をまとめたり、部下の営業トークの練習に付き合ったりするので、早くても21時までは残業が当たり前です。

 

それでも残業手当が出るのであれば救われますが、残業手当は出ません。そもそもタイムカードがないので、残業の記録は一切残っていません。たまに早く事務所に帰ってきても、結局21時まで残業していました。帰りにくい雰囲気だったからです。

 

契約を取るためならコンプライアンスなんて関係ない

営業社員は会社から、強引に契約を取ってくるよう教育されます。そもそもの営業トークマニュアル自体が、だますことを目的に巧妙に作られています。営業社員は、しきりに安くなると言いますが、高くなることがほとんどです。

 

本当に安くなるのであれば、わざわざ営業に行かなくても申し込む人はいます。たくさんの営業社員を雇って訪問営業をしているということは、結局契約者にとってはマイナス要素が多いということです。また、通信関係に詳しくないお年寄りがターゲットにされます。

 

わけのわからない専門用語をたくさん並べられ、「安くなる」や「このへんの人はみんな申し込んでいる」など言われると、お年寄りは流されて契約をしてしまうようです。これにはとても心が痛みました。

 

パワハラが横行

若い社員が多く、教育方針はグループごとのリーダーに一任されています。そのため、配属されるグループによって当たりはずれがあります。はずれのグループに配属された場合は、教育とはほど遠いパワハラを受ける毎日です。

 

さすがに殴られたり蹴られるといった暴力はありませんでしが、バカにされるなどの言葉のパワハラは日常的に行われていました。しかも、そういったリーダーは一人ではなく数名いました。上司は注意するわけでもなく、見てみぬふりです。

 

これが連鎖していくので、パワハラは減ることはありません。「よく訴えられないなぁ」と不思議でしたが・・・宗教のようなもので、洗脳されています。言われる側も、できていない自分が悪いと本気で思ってしまっているようでした。

 

営業社員の入れ替わりが激しい

実際に働いてみると、「毎日残業、人をだますよう教育をされる、パワハラを受けたり目撃したり」のため、入社後数日で辞める人もたくさんいました。さらに給料明細を見て現実を知り辞めていく人もいます。採用基準はゆるく、女性はお断りしていましたが、基本的には来る者拒まずで採用していました。

 

多数採用しても一年以上続く人は10分の1程度です。そのため、求人誌には常に掲載をしている状態でした。そんなに辞める人が多くても、会社は方針を変えることはありません。辞める人が悪いと言わんばかりでした。それでも続けている人は、いつかは求人誌で見たようなお給料をもらえると夢見ている人が多いので、会社の言いなりでした。

 

通信業界の営業事務を辞めたくなる理由

通信業界の営業事務を辞めたくなる理由

クレーム対応で精神的に追い詰められる

事務所にかかってくる電話はすべて営業事務が受けていました。その内容の大半は、契約をしてしまった方からのクレームでした。営業社員はだますような営業トークで契約をとってくるので、あとから「だまされた」と気づいた人からの電話が一日かなりの件数かかってきました。

 

基本的にはキャンセルをしたいという内容なので、そのままキャンセルを受け付けていれば怒りもすぐにおさまりますが、会社からはキャンセルを営業事務が受け付けないように言われていました。営業事務が電話でキャンセルを受け付けていれば、契約の半分ほどはキャンセルになってしまうからです。

 

そのため、営業社員からの折り返しの連絡を案内していました。しかし「なぜこの電話でキャンセルできないのか」と、契約をしてしまった方の怒りがさらにヒートアップしてしまっていました。

 

電話をかけてきた時点でかなりヒートアップしている方に脅迫まがいのことを言われることもありました。また、直接事務所に来る人もいて、何度か怖い思いをしました。どうして私たちがそんな思いをしないといけないのかと、毎日ゆううつでした。

 

会社がある日突然会社がなくなるかもしれない恐怖

だますような契約のとり方をしているため、リピーターがいるわけもなく、基本的には営業社員は新規開拓ばかりでした。経営状態は良いときばかりではなく、むしろ悪いときのほうが多かったです。つなわたりのような状況で、この会社は大丈夫なんだろうかと常に不安はありました。

 

私の在職中は大丈夫でしたが、辞めて数年後に会社がなくなったと聞きました。ある日、会社にいくと「この会社は本日をもって閉鎖する」と言われたそうです。前日まではいつも通りに仕事をしていたらしくとても驚いたと言っていました。私が働いている期間にも突然会社がなくなる可能性はあったので、話を聞いたときは怖いと感じました。

 

業績が悪いとボーナス大幅カット

普通の会社ではありえないほどボーナスの額が上下します。ボーナス額が上下するのは営業社員だけではなく営業事務も同じでした。業績が悪いときは2万円の時もあり、さすがに驚きました。求人誌にはボーナスは基本給の2か月分となっていましたが、2か月分もらえたことは1度だけでした。

 

私は通信業界の営業事務で働いていた時は結婚しておらず、ボーナス払いなどしていなかったので特に困りませんでしたが、営業社員は大半が家庭をもっていたので、かなり大変そうでした。今は結婚しているからわかりますが、主人のボーナスが急に2万になったらと考えただけでぞっとします。

 

周りの人に自分の仕事を堂々と話せない

親戚や友人との集まりなどへ行くと、よく何の仕事をしているのかという話題になります。「事務の仕事をしてるよ」と言って終わってくれればいいですが、だいたいはどこで働いてるの?どんな会社?と聞かれます。
「通信関係だよ」と伝えると、親戚はほとんどが「へぇ~」で終わってくれるのですが、友人だと「通信関係ってなに?」と続きます。

 

詐欺まがいの会社で働いていると思われたくはないので、「法人を対象に通信環境の提案をしている会社だよ」と言えば、それ以上深く聞かれることはありませんでした。決して嘘を言っているわけではないんですが、ごまかしているという罪悪感のようなものが自分の中にあり、モヤモヤしていました。親戚や友人と仕事の話になるたびに、堂々と仕事内容を言えるような会社で働きたいと思っていました。

 

通信業界の営業事務に向いている人・向いていない人

通信業界の営業事務に向いている人・向いていない人

通信業界の営業事務に向いている人

 

気が強い人

罵声を浴びせられても落ち着いて対応できる人

ポジティブな人

 

営業社員はあの手この手で契約を通そうとしてきます。しかし、不正に気づいてしまった場合は「この契約は勧められません」とハッキリ言わなければなりません。気が弱いと営業社員に言いくるめられてしまいます。

 

また、クレーム対応をしていると罵声を浴びせられることは日常的です。言い返してしまったり、弱気になってしまうとお客様の怒りがさらにエスカレートします。毅然とした態度で落ち着いて対応することが必要になります。また、クレームを言われても、それを気にしないポジティブな人でないと、毎日のクレーム対応に絶えられません。

 

通信業界の営業事務に向いていない人

 

ネガティブな人

まじめな人

人見知りな人

 

ネガティブでまじめな人は、クレームの電話を受けると自分を責める傾向にあります。しかしクレームの原因は強引な営業で契約を取っていることです。お客様が契約に納得していたらクレームになんかなりません。開き直れない、ネガティブでまじめな人はクレームの電話がつらくて辞めてしまう傾向があります。

 

また、人見知りな性格だと営業社員とのコミュニケーションがあまりとれません。ただでさえ営業事務は営業社員から敵対心をもたれているので、できるだけコミュニケーションをとっておいたほうが仕事がやりやすいです。たとえばお客様からの電話で営業社員から折り返し連絡をしてほしい場合に、仲良くなっていれば「できるだけ急ぎで連絡をお願いします」などのお願いも聞き入れてもらいやすいです。

 

折り返しの連絡が遅ければ、お客様がさらに怒って再度クレームの電話が入る事も少なくありません。クレームの電話を一本でも少なくするためです。

 

通信業界の営業事務で身に付いた技術が転職に役立つ?

通信業界の営業事務で身に付いた技術が転職に役立つ?

電話対応が得意になる

営業事務の仕事をしていると、電話対応のスキルは確実にあがります。次も事務系の仕事を探している場合、電話対応能力は必須です。電話対応をしなくてよい事務の仕事を探すのはほとんど不可能です。

 

面接時に自己PRで「前職でクレーム対応もしていた」と伝えたことがあり、それがよかったのかは分かりませんが、その会社からは採用の連絡をいただきました。

 

面接で動じない精神力が身に付く

面接はとても緊張しますよね。私はもともと面接がとても苦手でした。質問に対してすぐに答えが出てこなかたったり、頭が真っ白になったりしていました。

 

それが今では、頭が真っ白になることはなくなりました。面接を楽しむ余裕さえあることに、自分でも驚いています。

 

通信業界の営業事務からおすすめする転職先とは?

通信業界の営業事務からおすすめする転職先とは?

一般事務

営業事務を経験していれば、一般事務の仕事はスムーズにこなせます。しかも営業事務よりも一般事務のほうが募集件数は多いです。

 

募集件数が多ければ、会社を選ぶこともできるので、「安定した会社」や、「通勤時間がかからない場所にある会社」など、職種以外の条件での希望もかないます。

 

総務

総務の仕事は備品の発注や会議準備など、一般事務と似たような仕事が多いです。雑用をまかされたりもしますが、ほかの部署とのかかわりも多く、コミュニケーション能力も役立ちます。

 

一般事務と比較すると、フットワークの軽さが必要になります。座っている時間よりも動いている時間のほうが多い日も多々ありますが、充実感を得られる仕事です。

 

まとめ

通信業界がいかにブラック企業か、そして営業事務の仕事の大変さをご紹介しました。私は11年も働きましたが、今は辞めて本当によかったです!。むしろもう少し早く転職していた方が良かったと後悔しています。

 

私は周りの人に堂々と話せる会社で働きたい、お客様に喜んでもらえる仕事がしたいと転職を決意しました毎日忙しく仕事をしていると転職について考える余裕すらなくなることもありますよね。私自身がそうでした。

 

大変な時は目の前のことしか見えませんが、少しだけまわりを見る時間をつくってみるといいかもしれません。一日のほとんどを職場で過ごしている方もおられると思いますが、その時間をつらい時間にするのか、楽しい時間にするのかは自分で選ぶことができます。悩んでいるのであれば、まずは行動してみてはいかがでしょうか。

 

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