私は人材業界がブラックだとは知らずに入社しました。当時、18時〜21時の3時間のみアルバイトとして雇用されました。その後、22歳で派遣社員となりました。面接時は、二人の面接者を前に声が震えたのを鮮明に覚えております。
随分と大昔の話になりますが、これが私の人材業界への第一歩だったのです。人材業界では『完全日払い1日でもOK!!』と、よく見かけるこのキャッチフレーズで、たくさんの求人希望者を面接に呼び込んでいました。
しかも『当時(夕勤・夜勤)から働けます!』と広告すれば、学生やその日暮らしのニート・ネット難民など、たくさんの人材を確保できる仕組みです。私は人材業界に入社し、すぐに会社の幹部に抜擢され大阪へ栄転となりました。
その後、関西へ赴任と同時に、大阪営業本部の統括責任者に抜擢されました。大阪赴任当初には、派遣社員数が50名ほどでしたが、しだいに拡大し始め、自身の昇格とともに本部管理職も増えていきました。
朝9時に出社し、早く帰れる時でも事務所を退社するのが夜23時でした。
この頃は長時間労働をストレスに感じつつも14年間必死で働きました。ただ、労働時間は会社が把握していないと言っても過言ではありません。
この働き方が当たり前だと感じさせるのが人材業界です。最終的には救急車で運ばれ目が覚めました。そんな人材業界の裏側についてご紹介させていただきます。
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目次
なぜ人材業界がブラックだと感じるのか?
人材業界がブラックだと感じる最大の理由は長時間労働です。私は、1年間の派遣社員時代も入れて、16年間この人材業界で働き続けました。「なぜ、ブラック企業だと感じながらも辞めなかったのか?」
私は、日払希望の短期アルバイトから派遣社員として雇用されました。その後、幹部登用され、過去の経験を生かし人材の育成に力を注ぐことに生きがいを感じていたからです。
正社員になりたい人が、アルバイトから派遣社員になり、そして幹部まで上ることができる可能性があることを、後世の若手に伝え、育成に全力を注ぎたかったからです。また、働けば働くほど給料は上がりますが、自分の許容範囲を超えた仕事量に圧倒されてしまいます。
私は、日払いの派遣スタッフを200名程度抱えている会社で働いていました。朝9時〜12時と、夕方17時〜20時の給料渡しの時間帯には、トイレに行けないくらいの行列ができます。
そこにクライアントや派遣社員スタッフからの電話もあるのです。12時〜17時の時間帯はおもに面接の業務があるため、9時〜20時は激務となります。20時以降にも、夜勤者の出勤確認や翌日の勤務予定者の確保など、終電間近まで終わらない業務に追われる毎日でした。
きちんとワークライフバランスを考えている企業は、19時〜20時にはオフィスを消灯して、強制的に退社させています。それは取引先をきちんと選別しているから可能なのです。気になっている人材業界の企業があれば、20時頃に電話をかけて見ればわかります。
そこに電話して誰かが対応してくる会社は、ブラック企業だと判断して間違いありません。ワークライフバランスを考えていないからです。人材会社の業務内容は、勤務時間やワークライフバランスを確保するのは大変厳しいと思われます。
人材会社の営業の勤務時間やワークライフバランスが整っている会社かどうか?ぜひ、チェックしてみると良いと思います。優秀な企業は、良い取り引き先を選別していて、社員に余分な負荷をかけまいと経営者が努力しているのです。
そのためには企業の得意領域・業界を見定めるのが必要です。人材業界にも様々あり、得意分野が分かれています。ブラック企業のグループ企業もブラック企業の可能性があり、ワークライフバランスは崩壊しています。
しかし、それが大手だったりすると、多くの人がブラック企業だと知っていながらも、高収入を目指して入社してきます。また、大手の人材企業には、様々な業界の求人情報が集まります。結果、営業時間は長くなるので、労働環境はブラック化していくのです。
人材業界を辞めたくなる理由
人材業界を辞めたくなる理由としては、多くの派遣社員の愚痴を聞かなくてはならないことにストレスを感じることです。正社員になると忙しすぎて、辞めたくても辞められないのが、人材業界と言えるのかもしれません。
自分自身が抱える案件、派遣スタッフとの関わりが深くなってくると、引き継ぎをして辞めるのは、到底困難と言えるのです。私の場合、人材業界の発展のために働く使命に焦がれて、死に物狂いで走り続け、最終的には倒れてしまいました。
過労死寸前の状態で、救急搬送され50日間の入院を余儀なくされました。退院後は会社を退職することになりました。この様な事態になっても会社側から、本人や親族への謝罪はありませんでした。これが人材業界がブラック企業だという事実です。
人材業界では、社員が長時間労働しているイメージがあります。ブラックなのかを見極めるために、オフィスの稼働時間を確かめるのが先決です。先進国の中で人材派遣会社の数は、日本がずば抜けて多く一大産業になっています。
人材業界を辞めるべき人・辞めないほうがいい人
人材業界に向いていないのに、人材業界に就職してしまうと、取り返しがつかない事態になりかねないと思います。ここでは、人材業界に向いている人についてご紹介します。人材業界に向いている人の特徴として、以下の特徴が上がられます。
質の高い仕事を成し遂げるために、情報収集力は必須のスキルです。
・傾聴力のスキルが高い人
「傾聴力」とは相手の話に耳を傾け、熱心にきくスキルのことです。
もともと心理学のカウンセリングなどに用いられるテクニック。
相手が本当に話したいことを引き出して理解することを目的に用いられています。
・コミュニケーション能力のスキルが高い人
コミュニケーション能力は、他人との人間関係を良好に築くために必要不可欠なものです。
また、仕事をするうえでも欠かせない能力の一つといえるでしょう。
人材業界では、各業界や企業の現状の情報を収集する必要があり、そのために実際に営業で聞きに行ったりするため、情報収集力と傾聴力が求められます。また、収集した情報を元に顧客にサービスを提供するため、コミュニケーション能力も求められます。
これらの3つの能力があって、ブラックに耐えられる方は、人材業界に向いている人だといえます。逆に三つの能力を持ち合わせていない人は、人材業界には向いていません。
幅広い業種の人材を受付ている人材会社は、クライアントの数で稼ごうと必死になっているので、ノルマも厳しいのです。しかし、業界をひとつに絞っている規模の人材会社であればクライアントの数が限られているので、ワークライフバランスをとりやすくホワイト企業である可能性があります。
人材業界から転職するベストな選択とは?
人材業界は、ほぼブラック企業で占められています。
ワークライフバランスを重視する人は、転職先から人材業界を外すことをおすすめします。人のお世話をするのが好きな人は、新たな転職先でも人材業界を狙ったほう良いでしょう。
人材業界から転職して成功させた方法
あくまで私の例をお伝えします。私は16年間の人材業界での経験により、管理・営業・労務、といった総合的な業務に携わりました。ロジスティクス部門の営業・労務・人事の総括責任者として、全ての業務に15年間従事するなかで、多くの労働問題(トラブル事案)の対応を行い、リスクマネジメント(危機管理)を学びました。
また、面接官としては3万人以上の面接を担当し、数多くの人材発掘を手がけました。そして、当時のクライアントやスタッフとの関係が今でも継続して、お仕事にも役立っております。
人材業界で苦労はしましたが、おかげで人材コンサルティング企業を創業し代表へ就任することができました。ブラック企業で働くなかで、さまざまな経験を積むことは無駄ではありません。会社から色々なことをやらされましたが、この経験が後に生かされることになりました。
ただ、身体を壊してまで働くことはおすすめできません。「仕事に何を求めるのか?」をしっかりと自己分析を行ったうえで、自分にマッチした転職先が見つかれば幸いです。
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もし、今の仕事が不満なら給料が安いならパソナキャリアの年収診断で確かめてください。
仕事を辞めたい・・・と思ったときには、まず現状を把握することが大切ですからね。このツールで今のうちに自分の現状を把握しておきましょう!
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