客先常駐、IT業界ではもはや当たり前の勤務形態になっています。IT業界で働いていない人に悩みを打ち明けてもなかなか理解してもらえないもの。それぐらい世間一般からすると特殊な働き方であると言えます。
特に常駐先に自社の人間が誰もいない場合には、どうしたらよいかわからない、そのような状況に置かれてしまっているのではないでしょうか。
一人で悩んでいるうちにメンタルに不調を来たし体調を崩した挙句に休職、さらには退職に追い込まれてしまう、そんなケースも珍しいことではありません。
先行きも見通せず、ストレスばかりが溜まる毎日。まさに「客先常駐は地獄だ!」こう言わざるを得えないのが現状です。
「こうなるはずじゃなかったのに・・・」
この先どうしたらよいかお悩みではないでしょうか。この記事を読むことで、ほんのわずかでもそんなあなたの助けになれば幸いです。
目次
なぜ、IT業界の客先常駐が地獄だと感じるのか?
なぜ客先常駐は地獄だと感じてしまうのでしょうか。その原因はいくつかありますが、すべてに言えるのは客先常駐という特殊性にあると言えます。
なんだかよくわからないのに放置される
常駐先に出社した当日、始めに言われるのは「PCのセットアップをしておいて」「資料があるから見ておいて」この二つになります。
ところが、その後は放置された状態になり何をしていいのかわからない。質問しようにも忙しそうだし、実際質問してもけげんそうな顔をされることもあります。
客先常駐の場合、自分の面倒を見てくれる人は他社の人間となります。自社の人間ではないため、それほどきちんと面倒をみようと思う人はいません。むしろ、ある程度自分で対応できることを前提に考えているため自分の仕事以外に労力を使いたがらない、これが実情です。
自社の人間でもない人に労力をかけたところで自分の評価が上がるわけでもなく、給料があがるわけでもないので面倒をみたがらないというわけです。新たに常駐し始めた人、既に常駐している人、双方にとってマイナスでしかない状況となっています。
自分のスキル以上のことを求められる(聞いていた話と違う)
これもIT業界特有の事象だと言えます。常駐先で仕事を始めても聞いていたことと何か違う。そもそも、プログラミングをすると聞いていたのにいきなり仕様書を書いて、とか、サーバの運用だと聞いていたのに構築をお願い、あとはよろしく、こうしたことは日常茶飯事です。
聞いていたことと違う他に、自分のスキル以上のことを求められたりもします。放置されて何をしたら良いかわからない上に、自分ができそうもないことを依頼してくる・・・できないとこれまたけげんそうな顔をされる、こうなると段々嫌気が増していきます。
ミスマッチが起こる原因は主に自社の営業に問題があります。しかし、事情がどうであれ自分にとっては単なる苦痛でしかありません。これが日々続いていくことによりストレスが溜まり、常駐先派遣を地獄と感じてしまうのです。
短期間での人の出入りが激しい
業務内容が思っていたことと違う、自分のスキルとは明らかなギャップが発生している、この乖離が大きければ大きい程その常駐先に居づらくなります。
こうした状況に陥ると段々仕事も割り振られなくなってきます。ひどい場合は放置された挙句に何もしないで定時退社なんてことも起こります。
そうなると自分も辛くなってくるのですが、周りから見ると、仕事をしていない奴、使えない奴などと一方的にレッテルを貼られてしまいます。その場合、最終的には契約終了となり常駐先から退場ということになります。
IT業界ではこうした状況が多く、常駐先によっては数か月、もっとひどいと数週間で交代が発生します。人の出入りが激しければ、都度人間関係を構築し直さなければなりません。これがまた疲れます。新たに来る人にとっても既に居る人にとっても双方にとって負担にしかなりません。
誰に管理されているのかよくわからない
IT業界の客先常駐の特徴の一つとして「誰に管理されているのかわからない」これも特有の事象であると言えます。
客先常駐が決まった後、見も知らない人に、「管理責任者の○○です。よろしくお願いします。」なんて挨拶され、以後、その人に勤怠連絡をしたり、定期的に状況報告したり、勤務表を提出することになります。
管理責任者に勤怠連絡をした後、自社にも勤怠連絡をしなければならないという経験は誰もがしていると思います。月末になると、管理責任者に勤務表を提出した後、別のフォーマットで自社にも勤務表を提出するという二重報告が発生します。
管理されている身としては、誰が管理者だかわからなくなってきます。その割に、管理責任者に仕事上の悩みやプライベートに絡む話をしたところで聞いてもらえません。
かと言って自社の上司に言っても状況を理解してもらえず、孤立無援状態になってしまいます。まさに生き地獄のような状態になってしまいます。
業務内容が単純作業になりがち
常駐先でそれほどミスマッチが起こらなかった場合でも別の問題が発生します。エンジニアとしてやって来たのに、実際には申請書を作成し、捺印をもらった上で社内便で送付などという事務作業をしているケースがあります。
エンジニアっぽい仕事でも、毎日同じログを見て、ファイルを退避させた上で結果を報告するといったルーチンワークに駆り出されることがあります。
開発を行っている現場の場合、テスト仕様書に従い同じ操作を繰り返してその結果を記入し、スクリーンショットやログを取ってサーバに保存などという作業が毎日繰り返されています。
二十代から三十代始めであれば下積みと捉えて頑張れるのですが、三十代半ばになってもここから抜け出せないケースが結構あります。
つまり、下流工程と呼ばれるところから抜け出せず、本来ステップアップすべき上流工程に携わることができないのです。客先常駐者の多くが二次受け、三次受けの会社から派遣されていることが原因です。つまり、既に出来上がっているヒエラルキーの中に飛び込んできているのです。
こうした先の見えない単純作業の積み重ねが日々続くことにより、「自分は奴隷なんだ」といったある種の絶望感が芽生えてきます。
下に見られがち
完成されたヒエラルキーの中で働いているため、常駐者はどうしても下に見られがちです。実際に、業務とは全く関係ない罵声を浴びせられたり、下にみるような態度をされたり、そうしたことが往々にして発生しています。
年齢が若いうち、二十代から三十代までは、まだ年次の差ということで自分を納得させることができます。しかし、四十代にもなるとこれが苦痛になってきます。
さらに、自分を下に見ている人のスキルが明らかに劣っている場合には相当なストレスとなります。こうして、「嫌だ、地獄だ」と感じるようになっていきます。
評価されない(昇進できない、給料が上がらない)
半年に一回、もしくは四半期に一回、自社の評価面談がやってきます。
「何話せばいいんだろ?」
「目標設定って何?」
「自社への貢献?」
評価面談シートを記入する際に、誰もが悩むところです。悩んで当然です。そもそも客先常駐をしているので日常的に自社と関わることがないのですから。
自社からしてもこちらの状況はわかっていないので、評価するなんてことがそもそも間違いです。査定基準もあいまいで、昇給することはあっても実態にそぐわないことが多々あります。
昇進をするための評価も無いので、役職手当も期待できず、昇給の幅もたかが知れたほどにしかなりません。頑張っていてもまともに評価されているのかどうかもわからず、昇給もたかが知れている・・・こんな状態になれば、誰しも「地獄だ!」と思うようになるのは仕方がないことなのです。
IT業界の客先常駐を辞めたくなる理由とは?
ここまで見てきた通り、客先常駐派遣はまさに「地獄」です。これが蓄積され、限界を超えると嫌気を通り越して辞めることを本気で考えるようになるでしょう。その理由についてもう少し見ていきたいと思います。
過剰なスキルへの期待
とにかく、客先常駐者には高い技術力が求められます。自分のスキルとのミスマッチが大きいと対処のしようがありません。周りにも教えてくれる人が誰もおらず、常駐先を抜け出したい、という気持ちが強くなります。
人間関係に疲れる
人の出入りが激しく人間関係の構築を何度もしていれば、これだけで疲れてしまいます。さらに状況が悪くなり、人間関係が業務に影響を及ぼしてきた場合、自社であれば配置転換、異動が比較的容易ですが、客先常駐ではそれができません。
管理責任者へ相談しにくく、相談できたとしてもあまり取り合ってくれません。運よく常駐先変更となった場合でも新たに人員を探す必要が出てきたりと結局何も改善されないことがほとんどです。気苦労が絶えず、いつしか「客先常駐は嫌だ」と思うようになっていきます。
ワークバランスが崩れる
IT業界ではプロジェクトの遅延、もしくはトラブルが発生することが多々あります。こうした状況になった場合、無理難題を押し付けられることが多く対応できないことがあります。
スケジュール遅延、突発的なトラブルの場合、徹夜で対応するケースも増えます。こうなると時間管理ができません。本来であれば管理責任者が調整するべきなのですが、一方的に要求に従いがちです。
結果として過重労働になり、この時点で精神的、肉体的な負担が相当増えてしまいます。もっと悪いケースになると、実際に病気になってしまう、なんてことも・・・
先行きが見通せない
客先常駐先での業務内容、並びに自社からの評価、この二点を考えてみると、今後キャリアアップできるのか、スキルアップできるのか見通しが立たないことに気がつきます。その結果、不安感が増大し、客先常駐を辞めたい、と言う気持ちが強くなります。
IT業界の客先常駐に向いている人・向いていない人の特徴
ここまで、IT業界の客先常駐の問題点、辞めたくなってしまう理由を見てきました。一方で、客先常駐をこなしている人がいることも事実です。こうした人は客先常駐にうまく適応していると言えます。
こうした人の傾向を見ることで、客先常駐に順応する、という解決方法が見えてくるかもしれません。そこで、一つの考え方として客先常駐に向いている人はどのようなタイプの人なのか、その点を整理したいと思います。
IT業界の客先常駐に向いている人とは?
IT業界に向いていると思われる人は、このような傾向があります。
1技術スキルの高い人
技術スキルが高い人は、客先常駐派遣されている人であっても一目置かれるか、周りからも頼られる存在になるため自分の意見を通し易くなります。下に見られることも無いので、その点からのストレスもありません。
ただし、相当な技術スキルが必要です。トラブルが発生しても、全部自分で解決できるぐらいのスキルがないと一目置かれるような存在にはなれません。
2メンタルが強い人
何事にも動じないぐらいメンタルが強い人は向いていると言えます。何事にも動じない、というよりは何も感じないといった方がいいかもしれません。あれこれ気にしないため、そもそもストレスを抱えることが無いということです。
3自分を押し通せる人
我が強い、といったところでしょうか。「自分が正しい」と強く思っている人は他人に左右されないため、周りが何を言おうが全く気になりません。こうした人もストレスを抱えにくい人だと言えます。
4人づきあいがうまい人
良く言えば人当たりがいい、悪く言えば八方美人タイプな人です。ここで、メンタルが強いという要素が加わります。つまり、八方美人でも気苦労するのではなく、あまり気にしていない。こういった人はストレスが溜まりにくいと言えるでしょう。
IT業界の客先常駐に向いていない人とは?
逆に、IT業界に向いていないと思われる人には、このような傾向があります。
1優しい人
性格的に従順で素直な人は、他者に気をつかう傾向があります。職場で問題が発生した時にも、両方の立場に理解を示し、なるべくうまく解決しようしと立ち振る舞います。
そのため、要らぬ気づかいをしてしまいがちになります。こうした人はストレスを抱えやすいと言えるでしょう。
2周りとの協調を大切にする人
周りとの協調を大切にするがあまり、自分を押し殺してしまう傾向があります。自分のことよりも、まずは相手のことを考える。人間的にはとても立派なことです。
ただし、自分を押し殺してしまうために、徐々にストレスが溜まっていきます。一つ一つの事象で気苦労が絶えず、気がつくとストレス過多になってしまう面があります。
IT業界の客先常駐で身につくスキルとは?
ここまで、客先常駐の悪い面にフォーカスをあててきました。客先常駐には悪い点が多々ありますが、とは言ってもメリットがないわけではありません。客先常駐でのメリット、身につくスキルについてみていきたいと思います。
コミュニケーションスキルが身につく
客先常駐では、こといびつな人間関係になりやすいため、そこをうまく乗り越えられることができれば、コミュニケーションスキルもかなり上がります。
幅の広い技術スキルを習得できる
様々な常駐先に行くことになりますので、それだけ幅の広い業務に携わることができます。技術的なスキルについても幅広いスキルを身につけることができます。
とは言うものの、あくまで広く浅くということになってしまいます。
自己管理能力が上がる
常駐先の管理責任者並びに自社の上長をあてにできない状態となるため、結局自分で解決していく必要に迫られます。メンタル面でのコントロールの他、業務管理、時間管理なども自分で行っていく必要があるため自己管理能力は上がっていくと考えてよいでしょう。
客先常駐で受けるつらいストレスを回避するための解決策とは?
それでは、客先常駐から生まれる強いストレスを回避、解決するためにはどのようにしたら良いのでしょうか。一番良い方法は、その常駐先から撤退してしまうことです。
ただし、現実的に考えた場合そんなに簡単な事ではありません。そこで、常駐をしなければならない上で、どのような対処ができるか考えていきたいと思います。
仲間を作る
これは、人間関係を良くする、という意味の他に、自分の理解者を増やすという意味が含まれています。自分の理解者を増やせば、いざという時に助けてくれます。
理解していることで負担軽減を考えてくれることになります。時には自分の担当作業を受け持ってくれたり、不利な状況に置かれそうになった時に庇ってくれることもあります。
仲間を増やす上で、話しやすい話題をどうやって作るのか、そんなことをすぐに思い浮かべるでしょう。趣味が合えばそれにこしたことはありません。しかし、そんなことに頭を悩ます必要はありません。
必要なことは、「報連相」をまめに行うこと、常駐先のルールについて一通り精通しておくことです。こうすれば、業務を遂行する上での問題は何もなくなります。そうなれば、業務を遂行する上での信頼度は上がります。
常駐先業務はお金を稼ぐ手段であると割り切る
これは常駐に関するスタンスのことを意味します。要は、「常駐とはお金を稼ぐための手段に過ぎない」と割り切ってしまうのです。もし、常駐先に対して過剰な帰属意識を持っている、もしくは持とうとしているのであれば、今すぐにその考え方は捨てるべきです。
お金を稼ぐ手段である点に関して言えば、周りの人も同じ立場です。あなたも同じ立場なのですから、そう思って当然なのです。
時折、現場の中で友達のようにつるむ人を見かけます。こうした人は、大人になり切れていない人で世間一般的には特殊です。特殊な人に合わせる必要は全くありません。
自己研磨に励む
これは二つの意味での自己研磨となります。
fa-check-square-o現在従事している業務に関連しているスキルの研磨を指します。このスキルが上がれば、常駐先での自分の立場が上がります。頼られるためモチベーションが上がり、自信につながります。
fa-check-square-o現在従事しているものとは違うビジネススキルを磨く事です。ITスキルしか持っていないと、いざという時にIT業界以外への逃げ場がなくなります。結果として、同じことの繰り返しとなってしまいます。IT以外のスキルが身に着けば、いざという時、違う業種で働く時につぶしが効きます。
他の可能性を考えてみる(自分を追い込まない)
今までご紹介した方法は既に試してみた、とにかく今すぐ何とかしたい、ということであれば、IT業界からきれいさっぱりと足を洗ってしまうことも一つの選択肢です。意固地になってしまうより、時には逃げてしまうことも賢い方法なのです。
IT以外の業種に転職する事は、あなたにとって新しい人生、可能性を発見するための第一歩です。思い切って飛び出してしまう事は非常に重要なことです。
IT業界の客先常駐からおすすめする転職先とは?
最終的にIT業界から脱出してしまう場合、どのような業種に転職したら良いのでしょうか。
これは、個人の考え方、資質、指向性によります。従いまして、一概にこの業種、ということはできません。ただし、客先常駐を脱するという点から考えると転職先は以下のものを挙げることができます。
事務職
まず考えなければならないのは、「客先常駐という勤務形態ではない業種につく」ということです。そう考えると、IT業界以外であれば「どの業種に転職しても客先常駐の地獄から抜け出すことができる」と言えます。
ただし、業種によってはシフト制であったり、夜勤がメインであったり様々な勤務形態が存在します。もちろん、IT業界以外でも客先常駐の勤務形態を採っているところもありますし、派遣業務であれば基本的には客先へ派遣されるわけですから、このあたりは転職をする上できちんと調べる必要があります。
どの業種でも、と言っても自分の職歴に照らし合わせると何にでもなれるわけではありません。そこで、現状を鑑みてすぐに転職できそうな業種を探してみることにします。その点を踏まえると、特定の業種というより事務職を選択するのが一つの手であると言えます。
もちろん、事務職も大変な職種です。あくまで「客先常駐からの脱出」という観点からのお話となります。事務職をお勧めする理由としては以下の点を挙げることができます。
fa-check-square-o客先常駐ではないので自分の上長が明確になる
fa-check-square-o周りの社員も同じ会社の人間のため、一旦人間関係を構築することができれば客先常駐のような人間関係の再構築を何度もしなくて済む
また、事務職になるにあたって、自分で心掛けておかなければならないこともあります。
fa-check-square-o周りの社員の流動性が無くなるため、初期の人間関係をしっかり築く、良好な人間関係を維持する事を怠らない
fa-check-square-o事務職系のスキルアップを常に心がける(事務職系の資格取得などを怠らない。常に勉強に励む)
fa-check-square-oIT業界にいる時のような、常に新しい技術を求めるということはできないので、その点を認識した上で日々の業務を遂行する
特に、三点目の技術の習得については職種が違うので当然のこととなります。技術的スキルの追求、ということを考えるのであれば、そもそも事務職になるべきではありません。その場合は、次の職種について考えてみてください。
社内SE、情報システム子会社
客先常駐から脱したいものの、IT関係には携わりたいということであれば、次に考えられるのは社内SEか、もしくは大手企業の情報システム子会社に正社員として転職することです。
この場合も、自分の上長が明確になり一人で孤立することは無くなります。ただし、今までとは逆の立場になりますので、以下の点について十分に気をつける必要があります。
fa-check-square-o今まで客先常駐にて自分が思っていたことは、客先常駐者から自分に向けられてしまうことを覚悟する
fa-check-square-o客先常駐者に仕事を丸投げしているため、高度な技術の習得はしにくい
仮に、客先常駐から社内SE、情報システム子会社へ転職するのであれば、自分がいままで経験した辛い思いを客先常駐している社員にさせないために自分が何をできるか考え、行動に移すことが求められます。
IT業界の客先常駐に嫌気がさしているあなたへ
IT業界特有の客先常駐について、現状、原因、どのように対処していけばいいかをご紹介しました。改めて言いたいのは、この働き方はある意味特殊で、客先常駐をスタンダードな働き方だと思わないことです。
時には逃げてしまうのも一つの手。常駐先から撤退してしまうことは、
「自分にはスキルがなかったからだ」
「自分がうまくやっていけなかったからだ」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、仮にその常駐先がベストプラクティスとなるような素晴らしい常駐先であるならば、世界中からエンジニアが引く手あまたとやってくることでしょう。
そうなれば、その常駐先で開発されたシステム、アプリケーションは世界中から受注されるような優れたものであるはずです。ところが、そのようなものにお目にかかることは皆無です。
そもそも、世界に名を轟かせるような企業は客先常駐などという働き方はしていません。有期契約に基づきスタッフとしては働くという意味での客先常駐はあります。
しかし、契約形態が不明瞭で就業規則が自社なのか常駐先なのかよくわからないといった客先常駐という考え方自体が契約社会である欧米からすると理解できないものなのです。
決して自分を卑下することなく、むしろ「異常な環境でやって来れたんだ」と自分に自信と誇りを持つようにしましょう。その環境から抜け出したいと思うのは世間一般からすると、ごく普通の感覚なのです。
一歩踏み出すことで新しい世界は必ず見えてきます。客先常駐という固定観念を打ち破り、自分の人生を充実したものにしていきましょう!
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