みなさんも「働き方改革」というものが2019年4月に施行されたことは記憶に新しいと思います。昨今問題になっている「ブラック企業」への対策として、多くの政治家たちが議論を重ね、現在様々な企業において重要な経営課題となっています。
その政治家たちは普段、朝の通勤ラッシュには街頭や駅前に立ってビラを配り、支援者や企業などとの付き合いのため、連日のように夜遅くまで飲み会に参加しています。そしてどんなに身を粉にして働いても、選挙で落選すれば無職です。
実はそれ、「国会議員秘書」も同じなのです。昨今若者の政治離れが深刻化している中で、志を持って政治業界に入っても、あまりのブラックさに心が折れてしまう国会議員秘書を私はたくさん見てきました。
もしあなたが少しでも「国会議員秘書」に興味があるのであれば、是非この記事を読んでいただき、国会議員秘書キャリアの参考にしていただければと思います。
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目次
なぜ、国会議員秘書が激務な労働環境だと感じるのか?
労働時間(拘束時間)がとてつもなく長い
国会議員秘書の朝はとても早く、家に帰るのが日をまたいでしまうことが多くあります。選挙が近づくと1週間家に帰れないなんてことも稀ではありません。
それはなぜか?ずばり「選挙」でしか自分の仕事の成果が分からないからです。ある意味サボろうと思えばいくらでもサボれるのかもしれませんが、結局選挙のときにそのシワ寄せが来て、落選して無職になるということに繋がります。
また「政治」という、これまた形の見えないものを取り扱うため、「公私混同」してしまうのも特殊な特徴です。市民から頂いた大事な税金から給料を頂く以上、責任ある言動が求められますが、それは職務中だけでなく、普段の身の振る舞いも含まれます。
深刻な人手不足
特に若手の人材がまったく入ってこないのが政治業界の特徴です。それは若者の政治離れが大きな要因です。一昔前は「末は博士か大臣か」という言葉があったくらい「政治家」は夢のある仕事と思われてきました。
しかし近年では、政治家のイメージはかなり悪くなり、政治家への入り口とも言える国会議員秘書もなり手不足が問題になっています。そして国会議員秘書の業務量は膨大です。人手が少なければ、一人当たりの業務量は多いままですので、自然と離職率が上がり、ますます人手不足に拍車をかけています。
理不尽な要求が多い
これは自分たちのボスである議員からのものもあれば、有権者からのものもあります。「政治」というデリケートなものを扱うなかで、情勢の急変・議員の考えが変わることがあります。そうなると、時間をかけて計画していたことが無駄になってしまうだけでなく、短い時間で新たな計画を立て、実行に移すということが日常茶飯事です。
また、有権者からは、議員事務所は「何でも屋さん」といった扱いを受けることがあります。それは議員が、顧客である有権者の心を掴むため(法に触れない範囲で)何でも要望に応えるという姿勢をとっているからです。すると一部の有権者からは、(足元を見られているかどうかは別として)無理難題な陳情(意見や要望など)を受けることがあります。
国会議員秘書を辞めたくなる理由
志や信念がブレてしまう
国会議員秘書の日常は、その業務量でとても多忙な毎日ですし、公私混同してしまう立場でもあるので、自分が何のために国会議員秘書をしているのか迷いがあると、とても長続きできません。
単に生活費を稼ぐために国会議員秘書をやると、あまりにも割の合わない仕事だと感じてしまいます。
政治家になるステップとして国会議員秘書になる方も多いですが、それは強い志を持っているから続けられるわけであり、逆にその志がブレてしまったときに「何故好き好んで、こんなきつい仕事をしているのだろう」と悩んでしまいます。
たびたび否定される
通気ラッシュでバタバタしている中でビラ配りをしたり、お昼や夕方のくつろいでいる時間に大きなマイクの音で街頭演説をしたりすると、一定数の人からは苦情や心無い言葉を投げかけられることがあります。
もちろん次第に慣れていきますが、やはり知らない誰かに自分のやっていることを否定されると気が滅入ります。
国会議員秘書に向いている人・向いてない人の特徴
国会議員秘書に向いている人
コミュニケーション能力に長けていることは、国会議員秘書になる最低必要条件になります。それは、市民からの陳情(意見・要望)を受けたり、有権者に対して議員を売り込む(営業をかける)ことも仕事の一環だからです。
支援団体や他議員事務所と連携し、情報収集など選挙に向けた取り組みをする上でも、欠かすことのできない能力です。秘書は、議員本人の代理という立場でもあるので、選挙での当選に向けて、一人でも多くの人をファンにする力が求められます。
また、普段から過酷な労働環境下に置かれる状態にあるので、志がある(仕事への意味付けができる)ことはかなりの強みになります。国会議員秘書は「人に尽くす」仕事です。人に尽くすと一言にいっても、それは決して容易なことではありません。一つ一つに仕事に対して高いモチベーションを保つことが「人に尽くす」ために大事なことだと思います。
国会議員秘書に向いてない人
「国会議員秘書に向いてる人の特徴」を有していないことはもちろんですが、それ以外では、マルチタスクができない人も国会議員秘書に向いていません。
というのも、「選挙での当選」という一大プロジェクトに向けて、たくさんのタスクをこなす必要があるからです。例えば、選挙期間中によく選挙カーが街中を駆け回っていますが、そのルート選定一つを取っても、どの地域を、どの時間帯に、どういった進路で、どういった内容を話しながら、誰が運転をしながら回るのか決めていかなければなりません。
多くの人にとっては「うるさい」存在の選挙カーでさえ、考えなければいけないことがたくさんありますし、これが衆議院選挙だと12日間、参議院選挙だと17日間の日程です。
もちろん一日そこらで作れるものではありませんし、何年もかけて検証していきます。こういったことの積み重ねで、日々の仕事量はかなり膨大なものになりますので、効率良く仕事をこなす能力が求められます。
国会議員秘書の仕事でモチベーションをあげる手段とは?
支援者の方とたくさんお会いする
政治家および国会議員秘書にとっての顧客は、有権者(そこで暮らす市民)です。この国や社会をよりよくすることは、すなわち市民の生活の向上、困っている人を助けることと同義です。
自分たちの活動によって、喜ぶ人がいるということを知るためには、実際に支援者に会うことが一番です。社会にとって意味のある活動をしている実感ができれば、国会議員秘書の仕事でのモチベーションをあげることができます。
なによりも選挙に勝つこと!
国会議員秘書の仕事は、そのほとんどが選挙に向けた準備と言えます。何ヶ月も何年もかけて準備をし、選挙に臨みます。冒頭でも紹介させていただきましたが、議員が選挙に落ちれば、秘書も全員無職になります。
ある意味「選挙」は人生をかけた一大ギャンブルなのです。ですので、選挙で勝つことが国会議員秘書の仕事の一番の目的であり、勝った時の達成感は計り知れないものがあります。
そして選挙での勝利こそが、国会議員秘書を長く続ける唯一の条件であり、次回の選挙、または将来の目標に向けてモチベーションをあげる手段なのです。
国会議員秘書からおすすめする転職先とは?
営業職
国会議員秘書は支援者・企業や団体・ライバル議員の近辺の人間関係など、いろいろな情報を収集し分析することも仕事です。その中で、相手に合わせた話し方や言葉の選び方をしますが、これは営業職でも通用するスキルです。
顧客が何を求めているのか、どういったマーケットで、どういったアプローチをかければ成果に結び付くか分析する力を持っています。
また国会議員秘書は、普段お会いできないような、大企業の幹部や芸能関係者などさまざまな人脈ができます。その人脈を生かし、仕事を獲得するということも可能ですので、営業職はかなりオススメな転職先です。
花屋
これはかなりレアな転職先ですが、実際に私の知る元国会議員秘書が花屋さんとして独立していました。その理由は、この政治業界では、お祝い事や儀礼などがとても多いからです。
自分の持つ人脈を頼りに、政治業界で需要の多いお花を売ることも転職先の候補として挙げることができます。
国会議員秘書で働いている人へのメッセージ
国会議員秘書はとにかく多忙な毎日を過ごしています。もちろん議員事務所によってその差異はありますが、特に衆議院議員の事務所は、いつどのタイミングで解散総選挙があるかわからないので1年中ピリピリしています。
私は以前に衆議院議員の秘書として働いており、そこでの仕事もとても勉強になりました。ただ、あまりに仕事が激務のため、比較的余裕のある参議院議員の事務所に転職しました。(参議院議員は6年に1度しか選挙がないため。)
もちろん、衆議院議員事務所とは違った大変さもありますが、国会議員秘書として長く働くには、いかに自分に合う事務所を見つけるかがとても大事だと思います。
これから国会議員秘書として働きたい方も、今働いているけど辞めたいと思っている方も、自分に合う環境を見つけることができるよう頑張ってください!
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