証券会社はノルマがきついのか?激務な仕事を充実させる働き方とは?
大学時代に金融論を専攻していたので、為替等に興味を持っていたことから証券会社で働くことを決めました。就職活動時期から証券会社で働くのはノルマがきついから止めておけと散々周りから言われていました。

 

しかし実際に働いたこともなかったので挑戦したいと思い覚悟をもって入社しました。ただ実際は想像していたよりもはるかにきつい現状がありました。

 

ノルマに追われる日々、長時間労働、自分とお客様のどちらを大事にして過ごしたらいいのか?という苦悩など様々なことで悩みました。ここでは証券会社で働くうえで誰しもが直面する悩みについて、私の経験をご紹介いたします。

 

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なぜ、証券会社はノルマがきついのか?

なぜ、証券会社はノルマがきついのか?

できない社員を辞めさせるため

そもそも営業職である以上業界問わず、営業目標やノルマはつきものだと思います。証券会社においてもトップ営業マンは存在するので達成できないほどきついノルマを課しているとは思えません。

 

ではなぜ証券会社が一般的にノルマがきついと言われるのでしょうか。それは自主退職に早期に追い込むためだと思われます。いつまでもノルマを達成できない営業マンを置いていてもコストでしかないので、会社としては退職してもらいたいと考えます。

 

ただ会社都合の退職にすると会社側にデメリットもあります。例えば助成金をもらえなかったり、賠償金を請求されたりすることもございます。そのため自主退職に追い込むことで会社としては都合の良い方法で営業効率化を図ろうとしているのではないでしょうか。

 

では具体的にどのような方法で追い込むのかと言うと、ノルマが達成できない人には先月分のノルマを取り戻すために翌月も上乗せしたノルマを課しより高い目標を掲げさせます。もちろん先月分のノルマすら達成できないため上乗せされたノルマを達成することはほぼありません。

 

達成できないと上司から叱責があります。俗に言う「つめ」です。なぜ達成できないのか、どうしたら達成できるようになるのかを永遠と上司から問い詰められるのです。そして達成するためには誰よりも長時間働くことを要求されます。昼夜問わず飛び込み営業やテレアポをしなければなりません。

 

そうこうしているうちに精神的にも肉体的にも追い込まれて、選択肢としては仕事を辞めるしか残されていない状況になります。そして追い込まれた人達が証券会社はノルマがつらいなどとネットに書き込みをします。状況も知らない第三者がそれを見て勝手に想像し証券会社はつらいと吹聴する、そのような流れで証券会社はノルマがきついと思われているのかもしれません。

 

どこかの証券会社はノルマ証券とまで言われてもいますからね。確かに入社した当初はきつかったです。ただ仕事をしていくうちにそのノルマにも慣れてきて達成できるようになってきます。ただ私は証券会社から違う業界に転職をして思うのはそこまできついノルマを課していたかと言えばそうでもないなと思いました。

 

実際どこも同じような手が届きそうで届かないノルマ設定をしているなと感じました。つまりノルマがきつい=できない社員という状況でそのネガティブなイメージが先行して噂が流れてしまった結果証券会社はノルマがきついと言われることになったのだと思います。

 

なぜ、証券会社の仕事は激務なのか?

なぜ、証券会社の仕事は激務なのか?

仕事内容(テレアポ・飛び込み)

証券会社で働くなかではテレアポ・飛び込み営業は誰しもが経験することです。テレアポ・飛び込み営業はお客様に嫌がられ断られ続けます。まだお客様を自分で持っていない場合は自分でお客様を開拓しなければなりませんが、一般的にはテレアポ・飛び込み営業からスタートします。

 

最初の内は1日営業を回っていても1件も見込みのお客様すらできないこともあります。具体的には午前300件電話をかけ、午後は100件飛び込んだとしても1件もできません。なぜなら対象者に会えないからです。対象者とは資産家や社長になります。

 

このご時世、急に来られても用がない限り社長に取り次いでくれる人は少ないと思います。断られ続けていくと、だんだん自身を失くしていきます。そしてそれが表情にもでてしまうので余計暗い営業マンに見え断られることが増えるという負のスパイラルに陥ります。ただ続けている内にたまたま社長に会えたり、興味がある人に出会う場合もあります。

 

最初はそこを狙うしかないので、どんなに断られても継続していくしかないのです。このお客様を開拓していく途中でまず挫折をしてしまう人が多いように感じました。仕事をしていく上では誰でも拒否されるよりは承認されたいですよね。そのため証券会社の仕事内容は激務に感じると思われます。

 

証券会社を辞めたくなる理由

証券会社を辞めたくなる理由

倫理観が問われる

証券会社に勤めていた頃はこのまま仕事を続けていて大丈夫だろうかと不安に思うことが多々ありました。それはこれまでお話した通りノルマを日々追うことや上司からつめなどの精神的ストレスがありこれ以上仕事を続けられないということもあります。

 

ただ一番大きな理由は自分の倫理観が問われることです。つまり株や投資信託を売れば売るだけ自分自身は稼ぐことができるが、反対にお客様の資産は減らしてしまうということです。

 

そもそも、ネットではなく対面で証券会社と取引する時点で利益は出にくいと思われます。なぜなら高い手数料を取られるからです。取引する商品にもよりますが、商品を購入するだけで1%~5%ほどとられます。つまり何かを購入した時から資産が減り損が発生する仕組みになります。

 

そしてそれを短期間に売買することを要求されるので手数料だけで大きく資産が減ってしまっているということはよくあります。ただその間に株の値段は上下しているのでそれに気づかないお客様が多いです。まして株の値動きは上がるか下がるかなので1/2です。どんなに上昇する見込みがあったとしてもトランプ大統領が何か余計な一言を発言するだけで下落してしまいます。

 

それだけ外部要因の影響を多く受けますし自分の力ではどうすることもできないです。そんな環境にも関わらず証券会社は間の手数料だけを取っていればいいビジネスなのでどうしてもお客様のことを優先に考えにくいです。もちろんそれだけ手数料をお客様から多く頂き、会社に貢献するとインセンティブも大きいです。

 

インセンティブによっては毎月3桁の月収をもらうことも可能です。そのため自分の給料のために働けば働くほどお客様の資産を減らす可能性が高まるということです。そこで思うのは、このまま自分だけ報酬をもらい幸せになって良いのかということです。

 

今の月収、年収があるのも全てはお客様あってのことです。これ以上お客様を裏切ってまで自分だけ得するのもつらくなってきます。結果的に私は証券会社を辞めたくなり転職を選びました。

 

証券会社に向いている人・向いていない人の特徴

証券会社に向いている人・向いていない人の特徴

向いている人

お金を稼ぎたい人
さきほどもお伝えした通り成果を上げれば上げるだけ見返りも多いのが証券会社の特徴です。基本給よりインセンティブの方が多くなります。そのため1年で年収が倍になることもあります。これは毎月のノルマを達成し続けることもそうですが、他にも要因はあります。

 

例えば月に一回は会社から決められた投資信託や債権を売るよう指示がでます。その際にリスクが高く明らか将来性がないものも時にはございます。このような商品は収益性も高いので販売した営業マンには通常より多くのインセンティブが支給されます。もちろん会社内の評価も上がるので昇格も早くなるといった面もあります。

 

将来起業したい人
社長と商談する機会が多いため、投資の話以外にもビジネスの話になることもあります。そのため起業したときのエピソードや注意点、どのようにして成功したかなど、起業に関するノウハウをタダで教えてくれます。人によってはそこで人脈を形成することができるので起業したい人にはオススメです。

 

向いていない人

ワークライフバランスを充実させたい方
最近ではフレックスタイム制やリモートワークと言った働き方がある一方で、証券会社はワークライフバランスとは無縁な業界だと思います。長時間労働・休日出勤が当たり前に存在しているからです。ただこれはある意味仕方のないことかもしれません。1日14~15時間働くのも普通です。

 

株を取引できる時間は平日の9時~15時と決まっています。そのため就業規則で9時~17時までとなっていても9時ギリギリに出社してくるようでは遅いです。限られて時間で有効な取引ができるよう情報は仕入れておかなければなりません。そのため朝は7時もしくは6時には出社します。

 

そこでまず新聞を3社程度は読みます。その後は海外のニュースもチェックし、今日どの株を売買すべきかとその裏付けとなるトークを考えます。そうこうしている内に9時になります。退社時間は21時頃でした。なぜこれだけ遅いかと言うと、16時や17時頃にやっと海外の株が取引できるようになるからです。

 

そのため日本の株が終わっても海外の株の取引が始まるので15時で終わりというわけではありません。ただしこれは証券会社にもよります。ただ、もし海外の取引等がなく18時頃退社できたとしても飲み会があるため結局は21時頃に開放されると思ってもらった方がいいかもしれません。

 

休日出勤に関してはお客様によっては平日は忙しく対応できない方のフォローやセミナーを開催するので出勤せざるを得ないです。そのため土曜日はほとんどつぶれてたと思います。
以上のような理由からワークライフバランスを充実させたい方には向かないと思います。

 

激務な仕事を充実させる働き方とは?

激務な仕事を充実させる働き方とは?

目的意識を持つこと

これはどの仕事においても共通することかもしれませんが、何か目標があってそのために仕事をがんばっていると不思議と激務な仕事も充実していたように思えます。将来はトレーダーとして自分の資金を運用したい人もいれば、ここで一生を暮らせるお金を稼ぐという人まで様々でした。

 

ただ目的を明確に持っている人達に共通していたことは会社を上手く利用していたことだと思います。例えばトレーダーになりたい人の場合では、株の値動きを仮説検証してどのような法則で動いているのかを研究していました。

 

その人は普通の営業マンよりは外に出て営業する機会を減らし、その分値動きとにらめっこして法則を見出しお客様を儲けさせ紹介をもらうという営業スタイルでした。結果をだせばどのようなことをしても問題ないのが証券会社ですので、そういった点ではしっかり目的を持って上手く会社を利用していけば充実した日々を送れると思います。

 

証券業界からおすすめする転職先とは?

証券業界からおすすめする転職先とは?
おすすめの転職先を3つご紹介いたします。

 

IFA

IFAとはIndependent Finacial Advisorの略で独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれております。これは中立な立場でアドバイスができるためお客様目線で取引ができると言われております。

 

そのためこれまで会社から言われて販売していた商品や、方針等を一切考えずに、純粋にお客様がどのように資産形成すればよりよい未来が築くことができるかを徹底的に考えることができます。

 

ただ株式や投資信託のみならず不動産や保険等、お客様の資産に関することをトータルでサポートすることになるのでこれまで以上に勉強は必要になってきます。株式は好きでお客様にしっかり寄り添って提案をしていきたいという営業マンには向いている職種だと思います。

 

コンサルティング業界

コンサルティング業界では活かせるスキルが多くあります。特に商談相手が社長ということは共通しています。とにかく証券会社で実績がある人は論理的な人が多いです。なぜなら、どのようなロジックを経て株が上昇するのかを自分よりも経験も知識も豊富な人に対して説得する必要があるからです。

 

しかも会って話すならまだしも、電話のみで株が上昇するロジックを説明しなければならないことも多いため、わかりやすい表現かつ納得間のあるストーリーである必要があります。そしてそれを可能にするのが論理的思考です。

 

コンサルティング業界では論理的でなければ社長に対して経営のアドバイスすらできないので、違う業界ではありますが向いていると思います。

 

全ての業界の営業職として活躍できる

ある程度実績ができた人であればどこの業界に行っても通用すると思います。実際私も金融業界以外の会社に転職しましたが、現在もそれなりに良い評価は頂けております。なぜそれが可能になるかと言うと自由な営業手法を採用してることが多いからです。

 

どこにアタックしてどのような商談をするのかは、営業マンそれぞれの裁量に任せられているので自分でマーケティングしなければなりません。その日のオススメする銘柄も日によって変わるためロープレもほぼ毎日行います。

 

そのため「効率良く営業をして、お客様をどのように説得するか?」は業界が変わっても通用するスキルです。売る商品が変わるだけですのでどの業界の営業職でも活躍できます。

 

転職活動を成功させる為の秘訣とは?

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日本は長時間働かせることを当たり前だと感じている経営者が多くいます。そうなると、そこで働く社員は長時間労働に追い込まれ思考力が低下します。
結果、生活を維持するために苛酷な労働環境であっても、今の会社で働き続けることになります。

 

現代日本の社会問題の1つといわれる「過労(死)」

 

政府による対策は30年以上にわたるが、長時間労働の問題が解消する気配はない。
この10年ほどを見ても、過労死や過労自殺の数は毎年200件近くで推移している。
本記事では過労や過労死に関する過去記事を通して、日本社会が抱える課題や影響を振り返る。

 

気持ちの余裕があるうちに転職サイトに登録して、人生の泥沼に入らない対策をしておきましょう!

 

おすすめの転職サイトとは?

転職サイトには2種類あり、面倒なことをすべて対応してくれるのが「転職エージェント」です。

 

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そのため、転職活動にかかる手間は自身で全て行う必要がある。
また、求職者が理想の企業にめぐり合えるには面談回数を増やす必要がある。

 

転職エージェント
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「転職サイト・転職エージェント」どちらも無料で利用できます。
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つまり、「すぐに転職を決めたかったけれど、思いのほか活動期間が長引いてしまった・・・」というときも、マイナビエージェントであったら期限を気にせず、サポートを引き続き受けられるます。

 

相談内容については「本当に今、転職すべきなのだろうか?」「円満退職するにはどうしたら良いのか?」「家族にはどのタイミングで、どういう風に伝えるべきなのか?」など、転職に関係する悩みであれば、どのようなことでも相談することができます。

 

相談した結果「転職をしない方が良い」というアドバイスになることもあります。無理に転職をさせないで、求職者が理想とする環境について親身に対応してくれます。
ここまで求職者のために動いてくれる転職エージェントは『マイナビエージェント』しかありません。

 

そして、プロのアドバイザーに求人選びから採用対策までしっかりサポートしてもらえるので、ほとんど不安を感じることもなく、自信を持って転職活動を進めることができます。
また、求人数がとても多いので、応募先の選択肢も一気に広がり、自分1人では見つけることができなかった職場に出会うことができるでしょう。

 

証券会社で働いている方へ

これまでの内容は証券会社で働く上でネガティブな内容のものが多かったと思います。ただこの時代、貴重な業界だと思います。残業代を減らすことやパワハラで訴えられるこのご時世において、若いうちから力をつけてがんばりたい方にはぴったりだと思います。覚悟を持って入社して下さい。

 

現在も証券会社で働かれている方に関しては一度ご自身の市場価値を確かめるのはいいかもしれません。具体的に言うと転職サイトに登録してみるということです。

 

そこで改めて自分の価値を知ることができるので、目的に対してより近道ができる方法がみつかるかもしれませんし、現状のまま働いていた方がいいかもしれません。どちらにせよ、働いているだけでは感じなかった視点が見つかると思いますので一度立ち止まって振り返ることをオススメします。

 

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