作業療法士はつらいし将来性がない
作業療法士はあまり聞きなれない職業ですが、介護業界のなかで活躍されている反面、つらい業務だとイメージがあります。今回、作業療法士5年目の藤原(仮称)さんからの相談内容をご紹介します。

 

藤原さんは作業療法士という仕事をしています。主な仕事内容としては、病気によって体が動かしにくくなり、普通の生活を送ることができなくなった人の支援を行なっています。

 

作業療法士という仕事に誇りをもっておられますが、「給与が低い」、「労働条件が良くない」といった問題点があります。経験年数を重ねても給与はあまり変わりませんので、家族を養うことができません。

 

そのため通常の業務に加えて、アルバイトをしている人も少なくありません。また休日も一定ではないので、大型連休や年末年始に出勤しなければいけません。

 

普段の業務も激務であることが多く、とても疲弊しているので、「作業療法士はつらいし将来性がないように考えています。このまま働き続けてよいものか?」悩んでいます。そんな藤原さんの事例をご紹介させていただきます。

 

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作業療法士は素晴らしい仕事

作業療法士は素晴らしい仕事
作業療法士はとても素晴らしい仕事です。
病気になられて体が動かなくなった方は人生に絶望してしまう人が多いです。そのような方に対して、運動療法や生活における工夫などをすることで、再び日常生活を送ることができるようになります。
私が担当している患者さんが日常生活に戻れるようになった時の達成感や喜びは何にも代えがたい報酬となります。

 

ですが、全ての患者さんが上手く元の生活に戻れるわけではありません。自宅での生活が難しく施設に入らざるを得ない方も多くいらっしゃいます。その時の悔しさや無力感というものを強く感じることは多くあります。

 

そのような「悔しさや無力感を感じたくない」、「患者さんの体をより良くしたい」という想いから、多くの作業療法士は研修会に積極的に参加します。作業療法に関する研修会は盛んで、毎週末は全国各地で研修会が開かれています。

 

費用はだいたい5,000円から10,000円前後です。この費用は基本的に自己負担となります。私も積極的に研修会に参加していて、多いときは毎週末参加していたと思います。

 

研修会費用を確保するために日々の生活費を節約することまでしていました。また研修会だけではなく、大学院に進学する作業療法士も少なくありません。患者さんの体や生活を良くするために、大学院に進学して研究を行いたいと考える人が多いからです。

 

大学院の費用は、国公立で年間50万前後、私立大学では年間100万前後かかります。通学する期間は最大で5年ですから、大きな出費となります。私自身も大学院に2年間通いました。学費は2年間で200万近くかかりましたし、家族には迷惑をかけました。

 

ただ、とてもいい経験になったと思っていますので後悔はしていません。これらのように、作業療法はとても素晴らしい仕事で、情熱を持った人が多い職業です。そんな素晴らしい仕事ですが、2つ問題点があります。

 

それは「給与が低い」、「労働条件が良くない」ことです。

 

作業療法士はキャリアを重ねても給与は上がらない

作業療法士はキャリアを重ねても給与は上がらない
作業療法士は自己研鑽をする人が多い職業です。私も自己研鑽に多額な費用がかかっています。このような自己研鑽は無駄ではなく、実際に患者さんにいい意味で還元することができていると思います。

 

しかし、どれだけ自己研鑽をし、患者さんに還元することができても給与は上がりません。新卒で入職した作業療法士と10年以上在職した作業療法士の給与の差はほとんどありません。

 

年々わずかに昇級していきますが、微々たるものです。その理由は医療費の診療報酬制度にあります。どのような作業療法士が施術しようとも診療報酬は変わりません。

 

これは当然のことですよね。医師によって診療報酬が変わるような医療制度は日本にありませんし、特別変わったことではありません。ですが、それが作業療法士の給与が上がらない問題となっています。

 

毎週のように研修会に参加したり、大学院に進学して勉学を重ねても、新人作業療法士と診療報酬が変わらないのです。そのため作業療法士としての能力が高く、経験も重ねている作業療法士でも給与は上がらないのです。

 

それでも独身の作業療法士は生活をすることができますが、家族がいる作業療法士はそういう訳にはいきません。子供がいる場合は自身の給与だけで養うことができない作業療法士が多くいます。
そのため休日にアルバイトをして、生活費を稼いでいるのが現状です。

 

作業療法士は労働条件が良くない

作業療法士は労働条件が良くない
作業療法士の多くは病院や施設に勤務しています。勤務先の規模にもよりますが、1日に多くの患者さんを相手にしなければなりません。昼休みを十分に取れないことは日常茶飯事です。まだ終業時間に患者さんの施術を終えて、そこからカルテを書き始めなければいけないこともあります。

 

またカルテだけではなく、作成しなければいけない書類も数多くあります。このような業務をこなしながら、後輩指導も行わなければいけませんので、帰宅できる時間は遅くなってしまうことが多いです。

 

また勤務先にもよりますが残業代が出されないこともあります。私自身の経験では、初めて勤務した病院ではサービス残業が当たり前でした。私は3年間勤務しましたが、その期間に残業代が支払われたことはありませんでした。

 

全ての病院、施設が残業代を支払っていないとは思いませんが、今でもサービス残業を強いられているところは多いと思います。また、労働時間以外に休日が一定ではないことも悩みの種です。作業療法士は病院に入院している患者さんや施設に入所している患者さんを対象にしています。

 

患者さんにとっては土日も祝日も関係ありませんので、仕事は24時間365日あります。そのためゴールデンウィークのような大型連休はもちろん、お正月も出勤しなければいけません。独身の人にとっては大きな問題にはなりませんが、家族がいる人にとっては問題です。

 

子供の学校が休みのときに仕事が重なってしまうことが多いからです。そのようなときに、「子供をどこに預けたらいいのか」、「子供を遊びに連れて行ってやれなくてかわいそう」など色々考えてしまうことがあります。

 

作業療法士はつらいし将来性がない。家族を養うのは絶対に無理!

作業療法士はつらいし将来性がない
作業療法士は素晴らしい仕事ですが、「給与が低い・労働条件が良くない」状況が続くと、精神的につらいと感じてきます。

 

作業療法士になりたての頃は、研修会へ積極的に参加しましたし、大学院にも進学しました。その後も熱意を持って作業療法士として働いていました。しかし、結婚をして、子供ができると、「家族を養っていけるのだろうか」と不安に思うことが増えるようになりました。

 

不安が強くなると、以前は持っていたはずの熱意が冷めてしまうこともあります。患者さんのために頑張っても、自分が消耗してしまい、家族を幸せにすることができません。そうなると「違う仕事を探した方がいいのではないか?」と考えることが増えるようになってきました。

 

まとめ

作業療法士は、身体に何らかの問題や不自由さもっている患者の支えになる素晴らしい仕事です。ただ、給与は厚生労働省が平成30年2月に発表した調査によると平均年収は420万円程度と決して高くありません。

 

勤務地によっては年収400万円以下の方が多いと予測されます。→賃金構造基本統計調査

 

また、日本は高齢化社会に突入し、藤原さんの仕事はますます需要が増え続けると予想されます。そのため、今後作業療法士はさらに多忙な時代になっていきます。
世の中は働き方改革で労働時間の短縮に向かっていますが、介護業界の労働環境に変化はでてくるのでしょうか?

 

藤原さんいわく、これからはもっと多忙になり、今まで以上に自分の時間が取れなくなると予想されています。人それぞれ幸せの価値観は違いますが、藤原さんにとっての幸せとは「仕事」「家族」のどちらを優先すべきかを考えていただくことにしました。

 

それは、藤原さん自身が幸せな環境でないと、患者や家族を幸せにすることができないからです。自身が不幸せのなか、自分以外の方を幸せにすることが難しいと考えます。

 

そのため、藤原さんにとっての幸せとは「何を追及することなのか?」について、紙に書き出していただくことにしました。その結果、「幸せの定義」が見つかればと思います。

 

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