印刷業がきついのは薄利多売と納期厳守が原因!意外な技術が転職に役立った
印刷業界で働き続けた私が感じたことは、「こんなにもきつい仕事があるのか?」ということです。印刷業界のイメージは「休みがない・長時間労働・人間関係が悪い・給与が安い・仕事の効率が悪い」など言われていますが、私が働いていた職場でも同じような環境でした。どれだけ仕事をしても会社の景気は一向によくならず疲弊する社員ばかりが多くなってきます。

 

もちろん給与もほとんどあがりません。そのため、家族ができると将来の不安ばかりを頭をよぎります。そんななかでも、印刷業界で働いていると意外な技術が身に付きます。そして、転職するときのプラス材料となります。私は印刷業界で働きながら転職活動をしていますが、その経験が少しでも皆様のお役に立てればと思います。

 

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なぜ、印刷業の仕事をきついと感じるのか?

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薄利多売のスタイル

印刷業界はとにかく単価が安く、代表的な薄利多売の業界です。なかには企業とのつながりを重視するため、赤字になるのが前もって分かっているのにもかかわらず大量に案件を受注する営業もいるほど。赤字覚悟の受注は印刷業界では当たり前のことで業界内の人からすれば驚くようなことではありませんが、業界内の一般常識をお伝えさせていただきます。

 

赤字でしかも安価で大量に受注する理由。それは別の案件でその企業から黒字案件を受注できる可能性があるor長年の付き合いだから断れなかったからです。印刷業は下請けなので、相手の機嫌を損ねることだけは避けなければなりません。立場も弱く、「その単価では受けられない」といった場合には別の印刷会社にお願いしますね、と一蹴されることも。

 

だから安い価格でも大量受注してしまうんですね。しかも1社だけではなく、どの企業からも大量受注することになります。

 

納期絶対厳守

印刷会社は大手であろうと所詮下請けです。大手ですらこのような扱いなので中堅や中小企業がどんな目にあっているか想像に難しくないですよね?下請けであるために一番大切なことはなんでしょうか?私の会社では品質も大事ですが、何より納期を守ることを徹底されていました。そう、納期厳守こそ一番なのです。

 

研修では3.11のような大地震がきたときでも納期を守る方法を考えろという題目で議論したこともあります。実際に大手の印刷会社になればなるほど納期厳守を掲げています。お客様目線だと印刷は全工程の中の一部にすぎませんが、印刷会社が納期に遅れると、たとえば食品メーカーなら容器が間に合わず作った食品を箱詰めできないなど困ることが多いのです。そのため営業では納期厳守をアピールすることで競合他社との差別化を図るのですが、その繰り返しでどんどん納期が短くなっていくのです。

 

疲弊する現場

そうした場合困るのは工場で働いている人。私もその一人で、生産技術という生産効率の改善や修正・分析から他部署との調整など、いわゆる何でも屋の仕事をしていました。他部署とかかわることが多いだけあって、現場にはよく出ていましたし、休憩時間には現場の方とよく話す機会がありました。

 

異口同音に「給料が上がらないのに仕事は増える」このセリフを何度聞いたことか。私が勤めていた会社は印刷業界の中でも大手なほうで、大手ですら給料がろくに上がらない現状でした。

 

これも薄利多売・納期厳守のスタイルのせいです。毎年の昇給額なんてCD一枚買えるか程度のもの。同じメーカーでも食品メーカーは5,000~6,000円上がるのにそういう話を聞くたび「どうしてこんなに会社に貢献しているのに評価してもらえないんだ」と思うようになっていました。

 

印刷業の仕事を辞めたくなる理由

印刷業の仕事を辞めたくなる理由

昇給額の低さ

製造業の中でも昇給額は低いです。下から数えたほうがいいでしょう、大手だろうと例外はありません。特に紙印刷しかしていない会社は要注意です。印刷の需要は先細りしていくため、売り上げを伸ばすのは困難です。

 

今後昇給していく印刷会社は印刷以外にも、印刷技術を活かしてプラスチック加工や電子機器、そして医療技術の開発までこなしている先進的な企業のみでしょう。こういったことができる印刷会社は大手のような体力のある会社くらいで、ひたすら印刷ばかりしている企業の先は暗いです。

 

製造業のなかでも屈指の激務業界

印刷業界は激務薄給の代名詞。私のいた会社はコンプライアンスを気にしており、36協定を守っていたので、残業時間は月45時間まで、ただし年に6回は80時間まで働いていいというルールでした。

 

現実は残酷で、私だけでなく先輩も含めていくら残業しても仕事は終わりません。36協定は守らなければならないので、基本的に残業は少なくても45時間までにするように上層部からは言われていました。実際は最低で45時間で、多いときは80時間です。このように長時間残業が常態化していました。

 

印刷業界の暗い未来

業界大手ですら印刷には将来性がないと判断し、まったく別の業界に手を出し始めているほどです。印刷業界には需要はないものの、幸い印刷技術自体はほかの分野にも応用がきくため事業展開しやすいようです。

 

ただしこれも大手に限ります、これまで紙印刷しかしてこなかった企業には難しいでしょう。このような業界の流れをみていて次第に「このままだとろくに給料もらえないから早めに転職しよう」と考えるようになりました。

 

印刷業に向いている人・向いていない人の特徴

印刷業に向いている人・向いていない人の特徴

印刷業に向いている人

交渉力のある人
印刷は下請け側になるのでいかにして単価を上げてもらうか交渉する必要があります。この交渉ができず、安価な案件しかとれないと現場からは使えない営業だと判断されひんしゅくを買うことになります。

 

会社内部での交渉力も重要です。仕事では想定した色ではないというクレームを現場に伝える必要もでてきます。現場も最大限工夫して刷り直してくれますが、ただでさえ他の案件もあり納期にも追われているので、刷り直しを頼むのには交渉力が必要になります。

 

体力のある人
激務なので体力がある人ではないと務まりません。また化学薬品への耐性も必須でしょう、

 

印刷業に向いてない人

有機溶剤に耐性のない人
営業だろうと現場に出向いて商品の状態を確認することがあるので、有機溶剤が苦手な方は絶対に避けるべきです。工場内は有機溶剤が揮発していてどこも臭いが蔓延しています。喘息持ちも当然無理でしょう。

 

ずぼらな人・おおざっぱな人
印刷が終わった後、目視できちんと印刷できているか細かくチェックしなければなりません。この段階を怠ると納品した際にお客様からクレームがきて信用失墜につながるので大切です。とにかく印刷会社は世間体や評判に傷がつくと受注難度が上がってしまうからで、現場では目視で細部までのチェックを徹底させています。

 

印刷業で身に付いた技術が転職に役立つ?

印刷業で身に付いた技術が転職に役立つ?
これまで印刷業界は暗いといったネガティブな話題ばかりでしたが、ここからは明るい話題になります。身についた技術はほかに活かせないか気になりますよね、実は印刷技術はほかの分野にも応用しやすいのです。技術系ならPC上で画像加工して印刷物をデザインするDTPの技術・印刷物を設計するCADの技術です。こういったものはwebデザインや機械設備の設計に活かすことができます。

 

営業なら交渉力。食品や広告、自動車などさまざまな業界へ営業をしかけているので思った以上に知識が広まっているはずです。その知識と交渉力は転職市場で強みになります。営業が上手だと「うちで働いてみませんか」といった誘いもあるようで、他業界の大手企業に転職した人も珍しくありません。なんといっても顧客は大手企業の方が圧倒的に多いからです。

 

印刷業からおすすめする転職先とは?

印刷業からおすすめする転職先とは?

営業職ならB to Cの会社

一般大衆向けの会社のほうが転職しやすいです。印刷物は人がみたときにどう思うか考えながら作りますが、これは一般大衆のことを思っているのと同じでことでしょう。B to BよりもB to Cの会社のほうが面接でアピールしやすいはずです。

 

技術職ならweb系やデザイン系、設計開発など

印刷の設計はPCで行うので、webデザイナーだと即戦力。3D CADができれば、機械メーカーの設計開発で引っ張りだこでしょう。技術系の人は激務な分鍛えられているので技術力は相当磨かれているはずです、3D CADができれば自信をもっていいでしょう。

 

まとめ

印刷業界は大手でも未来が暗いです。そのため、将来に不安を感じれば早めの行動をおすすめします!今後、印刷業界は先細り間違いなしです。好景気なうちに自分の技術や営業力を信じて転職活動すべきです。ほかの業界はまだまだ成長の余地があり未来が明るいですよ!

 

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